よみがえれ、あの勇壮な男たちよ
上映会の朝は雷が絶えず鳴り響く雨だった。
しかし、上映会に近づくにつれ雲の間から光が射しまるで空も味方につけたような感じだった。
上映スタッフは10時過ぎにセンター入りし最終の打ち合わせをし交代でお昼を食べながらお客さんを待つ。
映画のプロデューサーの方に映写機を持ってきていただき。上映までの時間調整をしてもらう。
映写機のどこと無く懐かしいパタパタパタ.....っと。
スタッフもいよいよだと身が引き締まる。
監督が到着し、まずは監督から挨拶を頂き。上映開始。
監督曰くこの映画はナレーションがついていないが日本全国人に見せても浜松の凧合戦が
伝わるものと言っていましたが。まさにその通り。
お客さんの中には、練兵場を知るお年寄りから今まさに凧合戦の最前線に居る方や
これから凧を覚えていく若い人。幅広い世代の方に見てもらいましたが皆さん目がキラキラしている。
座談会では、ラッパの話し。これからの若い担い手の育成の話し。時間が限られた中様々な話が上がり、
お客さんから出た言葉で印象深いのは。
今の若い奴は責任を負うのがいやで、凧の糸目も糸の繋ぎ方も教えてやっても覚えようとせん。
大人がもっとカッコよくなって子供らの目標とならんとだめだ。
という言葉でした。
今の浜松まつりはぶしょったい。そんな思い。
監督は浜松が好きでそして何より凧合戦が好きな方で我々も楽しかった。
いい映画は何十年経ってもどの世代にも受け入れられることのできる。
こんなすばらしい映画を撮ってくれた監督に感謝をしたい。
上映会後の監督を交えた打ち上げで知ったのだが撮影の年3日間晴れたそうだ。
この上映会もお客さんが足を運ぶ時晴れ間が見えたので、やっぱりこの映画には何かある...
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