2007年05月23日
監督からのメッセージ
映画『合戦』の青池監督よりメッセージを頂きました。
当日は監督も出席を頂けるとのことです。
映画『合戦』からのメッセージ
青池憲司(映画監督)
映画『合戦』(1976年作品)を見たい、ただ見るだけでなく上映会をしたい、
というE-mailをもらったのは、もう1年以上もまえになります。
そのとき、浜松在住でこの映画のプロデューサーを紹介しました。
そのご紆余曲折があると聞いていましたが、皆さんの協力で、
6月9日に上映イベントを開くという報告を受けてよろこんでいます。
そのイベントにはわたしも参加したいと思っています。
【映画『合戦』は何をえがいたか】
これは、見ていただければ瞭然のことですが、若干の蛇足を書きますと、
わたしがこの映画で提示したかったことの一つは「コミュニティの力」です。
凧揚げの醍醐味は、合戦場でのあの勇壮さにあることはいうまでもありませんが、
わたしが、それとおなじように興味をもって映像にしたのは、コミュニティ(町内)の人たちが
5月の3日間へ向かって準備を進めていくプロセスでした。凧を揚げるという目的のために、
老若男女が知識や知恵や技術を出し合い、恊働する。
——そこには、上下の人間関係ではなく、みんなが横一線で自分の持てる力を
発揮する姿がありました。そんな「コミュニティの力」を、わたしたちの日常生活にも
活かせたらといいな、といまでも考えています。
凧場のダイナミックな映像は、キャメラとマイクをつねに凧揚げ合戦の渦のなかに置くことで生まれました。あのとき、わたしたちスタッフも喧嘩凧を揚げていたのです。
当日は監督も出席を頂けるとのことです。
映画『合戦』からのメッセージ
青池憲司(映画監督)
映画『合戦』(1976年作品)を見たい、ただ見るだけでなく上映会をしたい、
というE-mailをもらったのは、もう1年以上もまえになります。
そのとき、浜松在住でこの映画のプロデューサーを紹介しました。
そのご紆余曲折があると聞いていましたが、皆さんの協力で、
6月9日に上映イベントを開くという報告を受けてよろこんでいます。
そのイベントにはわたしも参加したいと思っています。
【映画『合戦』は何をえがいたか】
これは、見ていただければ瞭然のことですが、若干の蛇足を書きますと、
わたしがこの映画で提示したかったことの一つは「コミュニティの力」です。
凧揚げの醍醐味は、合戦場でのあの勇壮さにあることはいうまでもありませんが、
わたしが、それとおなじように興味をもって映像にしたのは、コミュニティ(町内)の人たちが
5月の3日間へ向かって準備を進めていくプロセスでした。凧を揚げるという目的のために、
老若男女が知識や知恵や技術を出し合い、恊働する。
——そこには、上下の人間関係ではなく、みんなが横一線で自分の持てる力を
発揮する姿がありました。そんな「コミュニティの力」を、わたしたちの日常生活にも
活かせたらといいな、といまでも考えています。
凧場のダイナミックな映像は、キャメラとマイクをつねに凧揚げ合戦の渦のなかに置くことで生まれました。あのとき、わたしたちスタッフも喧嘩凧を揚げていたのです。
Posted by 凧合戦こそ浜松まつり at 20:39│Comments(0)
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